”大人”の吃音改善プログラムなら【M.R.M】 


目白大学の都築教授が考案したメンタル・リハーサルの有効率は、実に74%!!
その強化版と言える【大人向け】の吃音改善プログラムが『M.R.M』です。

20年間、吃音に苦しんだ僕が『M.R.M』を実践したみた結果・・・

ここでは吃音の治療現場において、最前線で活躍してきた言語聴覚士の羽佐田さんについてご紹介していきます。

 

吃音の治療を実際に行うのは、医師ではなく言語聴覚士という専門家になります。
医師は診察や診断を行い、言語聴覚士に引き継ぐといった治療の流れです。

 

実際に多くの臨床データを持っているのは、医師よりも言語聴覚士ということになります。

 

ただ言語聴覚士は『言葉』の専門家と言われるだけに、吃音以外にも構音障害や難聴などの治療にもあたります。
実際に言語聴覚士向けの教科書を見てみると、吃音に関する記述はごく僅かであり、中には吃音の「キ」の字も書かれていないこともあります。

 

アメリカでは同等の資格保有者として「言語療法士」と「聴覚療法士」が存在し、約60年ほどの歴史があります。
そんなアメリカの専門家達でさえ、声を揃えて「最も治療が難しい」というのが吃音です。

 

それは日本の言語聴覚士にとっても同じことで、吃音の治療に精通している方は限られています。

 

そんな難しい分野を率先して引き受けている羽佐田さん。
病院勤務では吃音の治療に専念することができず、また限界があると感じ独立し、吃音専門のクリニックを開設しました。
そこまでするのには訳があります。

 

そう、羽佐田さんにも吃音があったのです。

 

幸運に住まわれし愛知県民

吃音は言語圏問わず人口の1%にみられる障害です。
日本においても例外ではなく、およそ120万人の人達が吃音によって苦しんでいます。

 

その数に対して、圧倒的に足りていないのが『人』『場所』です。

 

僕は吃音の行える病院がインターネットで簡単に調べることができない現状をなんとかしたいと、個人的に吃音治療を行える病院を調査したことがあります。
この調査にて言語聴覚士会(言葉の専門家である言語聴覚士を取りまとめている団体)に問い合わせを行い「治療している」と回答があった病院をまとめた記事を作成しました。

 

この問合せに対し、各都道府県に設置されている言語聴覚士会の回答には、前置きとして「対応できる病院はあまり多くない」と言われるケースが非常に多かったです。

 

例えば東京都で見てみると

人口
約1400万人
吃音者数
14万人
施設数
10

 

上記のように明らかに足りていないことが分かります。
中には対応できる病院が一つもない都道府県も存在します。

 

そんな中、愛知県には対応できる病院数が多く、僕が調べただけでも11の病院があり、その中の一つに吃音治療を専門として開設した「つばさ吃音相談室」があります。

 

つばさ吃音相談室(名古屋市)


場所
愛知県名古屋市中区栄3丁目32番24号コジマテントビル5階
電話
05241-6920
問合せフォーム
https://tsubasa-kitsuon.com/contact.html
サイト
https://tsubasa-kitsuon.com

 

非常に吃音者にとっては恵まれた環境にありますので、積極的に専門家に相談することをお勧めします。

 

その他、別の地域の病院を探すには、下記のURLをクリックしてください。

吃音が治療できる病院まとめ

 

羽佐田竜二という人物について

羽佐田さんは中学生の頃から吃音について悩み出したそうです。
それは号令をかけるときに、どうしても「おはようございます」の『お』が出てこなかった際、近くの女の子に笑われたことがキッカケとなりました。

 

小さい頃からの夢は警察官。

 

しかし、心の奥では「こんなにどもっていて警察官になれるのか?」という不安が常にあったといいます。

 

大学卒業後、見事警視庁に入庁するも心の奥にあった不安は的中し現実のものとなりました。
『はっきりと大きな声で決められた台詞を滞りなく発する』ことを求められ、吃音者にとっては最も言葉が出ない条件の連続だったと話します。

 

警視庁には理解者がおらず『簡単』な報告すらできないとのレッテルを貼られてしまいます。

 

催眠療法やサブリミナル効果の療法など、吃音に効果があると目にすれば、次々にチャレンジしていきました。
羽佐田さんは「治す努力を辞めるのが怖かった」と言い、吃音を改善させる手立てを探し続けます。

 

そして「警察官として死にたい」と殉職できる死に場所を探したといいます。

 

入庁から3年後、ついに限界を感じ退職すると「そんなに根性がないとは思わなかった」と親からの理解も得ることができなかったそうです。

 

それから10年後、言語聴覚士という仕事の存在を知ることになった羽佐田さんは、吃音治療のプロになることを決意します。
専門学校に通うものの、吃音に関する講義はあまりなかったこともあり、自分を実験台に訓練を始めました。
訓練開始から1年半が経った頃、自分の発話をコントロールすることに成功します。

 

苦しかった自分の経験を原動力にして
他の吃音者の症状を改善させたい。

 

それは過去の経験を意味あるものにしたいということなのかもしれないと羽佐田さんは言います。

 

羽佐田さんが紹介されてる書籍

 

羽佐田さんの人柄、診療方針、治療効果などが詳細に書かれた書籍があります。

 

当書籍は羽佐田さんが自ら出版したものではなく、第三者により手掛けられています。
つまり診療を受ける患者目線で羽佐田さんを確認することができ、信頼をおける人であるかの判断をすることができます。

 

こんなにも情熱を持って診療してくれる言語聴覚士は、他にいるのでしょうか?

 

吃音:伝えられないもどかしさ


画像
作者
近藤 雄生
発売日
2019/1/31
価格
1620円

2019年に発売された書籍で、吃音当事者はもちろんのこと関係者各者に対して5年もの追跡取材を行なっており、リアルな生々しい吃音の世界を表現しています。

 

どの当事者にも辛い過去があり絶望の淵を彷徨ったエピソードがあると同時に、その先にある希望を掴むことに成功しています。
『苦労は買ってでもしろ』とはよく言ったものです。
辛い経験をした分だけ、乗り越えた先には大事なものがあるのだと、ちょっとだけ勇気が貰える書籍です。

 

吃音で苦しんでいるあなたへ
吃音によって死を考えることがあるあなたへ

 

是非とも読んで頂きたい一冊です。

 

編集後記

ここまで読んで下さったあなたは、
もしや愛知県民でしょうか?

 

そんな愛知県民である、あなたに朗報です。

 

羽佐田さんの他にも、吃音を治す名医がもう一人存在します。
それは『間接法』を使った74%の吃音者に有効とされる年表方式メンタルリハーサル法の生みの親、都筑さんの吃音相談室も愛知県にあるのです。

 

この記事を書いている2019年4 月時点において、当記事でご紹介したつばさ吃音相談室では定員オーバーの為に新規患者の受け入れを断っている状態にあります。

 

約40年の歳月をかけて作り込まれた吃音治療について、次のページではご紹介致します。

next. 吃音を治す専門家③【愛知県:都筑澄夫】

”大人”の吃音改善プログラムなら【M.R.M】 


目白大学の都築教授が考案したメンタル・リハーサルの有効率は、実に74%!!
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