当記事では仕事がしたいのに、吃音によってなかなか就職することが叶わないという方に、就職に役立つ情報をお届けします。

 

一つは『就職支援』をおこなっている”どーもわーく”という団体についてのご紹介。
吃音の当事者同士が集まる自助グループとは違い、吃音者と企業を繋ぐ役割を担っています。

二つめは、『障害者』として働く選択肢もあるのだということをお話しします。

どうぞ、お付き合い下さい。

”大人”の吃音改善プログラムなら【M.R.M】 


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その強化版と言える【大人向け】の吃音改善プログラムが『M.R.M』です。

20年間、吃音に苦しんだ僕が『M.R.M』を実践したみた結果・・・

 

吃音者の就労状況

さて、まずは他の吃音者がどんな仕事をしているのかについて、非常に興味深いデータがありますのでご紹介しておきます。

当データは日本で最も規模の大きいセルフヘルプグループである『言友会』にて作成され、約250名からの回答を集計しています。

職業データベース事業結果報告.pdf

 

就職支援の『どーもわーく』とは?

吃音がある人が集まって親睦を深めたり、情報交換したりして当事者同士が助け合う場として自助グループ(セルフヘルプグループ)があります。

 

日本で最も規模が大きい『言友会』や
若者限定のサークル『うぃーすた』や
音楽で繋がる『ジークフリーツ』など
その他にも地域ごとに小規模な集まりがあったりと、数多くの団体が存在しています。

 

どーもわーくでも、メンバー同士の情報交換や親睦を深める交流の場として活用される点については自助グループと同様な位置付けとなりますが、他の団体にはない『就職支援』に力を入れているところが特徴です。

 

吃音者の為に就労をサポートしてくれる機関はあまりなく、これまでは当事者の努力に委ねられてきました。

  • 吃音によって就職が出来ない
  • 吃音を隠して就職したため不安がある
  • 周りからの理解が得られない
  • etc

 

何社も受けてやっと採用してくれた会社だったのに、吃音への理解を得ることが出来ず退社する当事者も非常に多いと言われています。

 

個人の努力だけでは乗り越えられない壁があることに気付き『第三者のサポート』として立ち上がったのがNPO法人 どーもわーく であり、当事者と企業が互いに尊重し合える環境作りを目指し活動しています。

 

吃音者の就職を支援する『どーもわーく』で仕事を見つける

 

『障害者』という選択肢

吃音は障害者手帳を、
取得することができます。

 

取得できる障害者手帳は2つあります。

  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 身体障害者手帳

 

基本的には『精神』の方が適応されます。
精神障害者手帳では2年ごとの更新が必要になりますが、身体障害者手帳については更新が免除されるケースが多いです。

 

障害者手帳を取得するメリットは障害者枠での就職が可能である点です。

 

さらに、下記のようなメリットもあります。

  • 所得税や住民税の控除
  • バスやタクシーの運賃の割引
  • 携帯電話料金の割引
  • 施設の入場料の割引

日本では2005年に施行された発達障害者支援法にて吃音が対象であると明文化され、2016年の改定によって幅広く知られるようになりました。
吃音を題材にした月9ドラマ『ラヴソング』も、ちょうど2016年の春に放映されました。

 

こういった世の中の動きから、近年では吃音で障害者手帳を取得する人が増えてきていると言われています。

 

吃音者でも安心して仕事ができる『障碍者』という働き方について

 

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