世界的に有名なニューヨークのマンハッタンにある『ザ・カーライル・ア・ローズウッド・ホテル』は、世界中のセレブやスターが御用達のホテルです。最高峰のスタッフがサービスを提供してくれると定評があります。
そんなホテル『カーライル』のドキュメンタリー映画『カーライル ニューヨークが恋したホテル』が8月9日に公開となります。
当ホテルには愛のこもったもてなしをする”名物コンシェルジュ”と言われているドワイトさんに関する逸話や、歌とジョークでもてなすエレベータ係のアレンさん、2018年に訃報がニューヨークタイムズで報じられるほど有名だったバーテンダーのトミーさんなどについて語られます。
ホテル『カーライル』とは
ホテル『ザ・カーライル・ア・ローズウッド・ホテル』では1泊200万円もするスイートルームがあり、英国王室や歴代のアメリカ大統領が宿泊するなど超高級ホテルです。
また『ハンナとその姉妹』や『セックス・アンド・ザ・シティ』のロケ地としても知られています。
ジョン・F・ケネディが最上階の部屋を所有し、マリリン・モンローと密会を重ねていたと言われ、1963年にジョン・F・ケネディが暗殺された際には、大統領夫人であるジャッキーさんが子供達と10ヶ月の滞在をしたホテルもカーライルです。ただし大統領夫人が使ったのは最上階ではなかったとか。
さらに、こんな逸話があるホテルもカーライルだけでしょう。エレベータが開くとマイケル・ジャクソン、スティーブ・ジョブズ、ダイアナ妃が乗り込む。3人を乗せたエレベータが上昇する中、沈黙を破るようにダイアナ妃が『今夜はビート・イット』を口ずさむ。
こんな逸話には事欠かない伝説の5つ星ホテルですが、カーライルの人気の秘訣は秘密厳守を徹底した最高峰と謳われるフタッフ達だと言われています。
ドキュメンタリー映画『カーライル』の紹介
上記した逸話は”氷山の一角”のようなもので、まだまだ伝説となっている話しがあります。豪華 出演者が語るリアルなカーライルを本作では知ることができます。
メガホンを取ったのは、ニューヨークの高級ショップのドキュメンタリーを撮り続けている『マシュー・ミーレー』です。自身も4年間カーライルに通い詰めるなど本作への熱い思いが伺えます。
そんな監督の熱い思いに応えるべく、次々と豪華なキャストが集まりました。
- ジョージ・クルーニー(俳優)
- ウェス・アンダーソン(映画監督)
- ソフィア・コッポラ(映画監督)
- アンジェリカ・ヒューストン(女優)
- トミー・リー・ジョーンズ(俳優)
- ハリソン・フォード(俳優)
- ジェフ・ゴールドブラム(俳優)
- ウディ・アレン(映画監督)
- ヴェラ・ウォン(ファッションデザイナー)
- アンソニー・ボーデイン(作家)
- ロジャー・フェデラー(テニス選手)
- ジョン・ハム(俳優)
- レニー・クラヴィッツ(シンガーソングライター)
- ナオミ・キャンベル(モデル)
- エレイン・ストリッチ(女優)
ほか、38名のスターによる知られざるカーライルの魅力が語られます。
吃音があるコンシェルジュ ドワイトさんの逸話
当サイトで注目をしているのは、やはり吃音があるコンシェルジュのドワイトさんです。コンシェルジュといえば、お客さんとのコミュニケーションが重要なポイント。吃音がありながらも、誰からも愛されているのには、何か理由があるはずです。
吃音がある人は、気配りや相手の気持ちに敏感である一方で、吃音が邪魔をして行動に移せなかったりしてしまいます。きっとドワイトさんは吃音というものを、マイナスな要因としてではなく、プラスに変えて仕事をしているのではないかと個人的には考えています。ドワイトさんから学べることは多くあるはずです。映画の公開が待ち遠しい。
本作が公開されたら、ドワイトさんの逸話をレビューしますので、楽しみにしていて下さい。