本には「読者」としてではなく、「記者」として向き合う。
「1.事前準備」をしてから対面し、「2.相槌やメモ、時には質問する姿勢」が大切。
相手の言葉を「3.要約」し、他の人との「4.共通点・相違点などの検証」に基づき、記事を書く(5.アウトプット)ことで、本との対話(talk)ができるようになる。

【言左衛門の要約】

この本からは本当に多くのことを学ぶこができました。
とくに「要約」することの重要性は計り知れないものがあります。

本書の中で西岡壱成さんは本を読む上で、いちばん気をつけるべきこととして「わかった気になってしまうこと」だと話します。
これはそのまま僕に当てはまり、読んでいる時は納得して「良い情報を得られた」と思っても、すぐに忘れてしまうことが常でした。

しかし、1章ごとに要約して、最後に本全体的の要約をすることで、その本に書かれていたことを「腑に落とす」ことができるようになりました。
なによりも、要約したメモを残しておくことで、要約を見返すだけで本全体的の内容が蘇ってくる感覚さえ得られるようにもなりました。

こんな読書を習慣化することができれば、1年後、5年後、10年後には、一体どんな自分に成長しているのか楽しみで仕方がありません。
これを10代のうちから気付き、そして実践しているとは、恐るべき東大生。
そりゃ、頭良くなります。
あと20年とは言わず、10年早く気付いていれば・・・と嘆くのもここまで。今、気付けたことに感謝し、これからの人生に役立てていきたいと思います。

東大読書を一言で表すならば「本との会話の仕方を学ぶ本」です。
(まだまだ要約力低めです)

・読書をしても身にならない
・地頭力を高めたい
・読書をリアルな生活に応用したい

そんな方におすすめの一冊です。