人は未知のモノや現象に対して

恐怖を感じる生き物です。

吃音者には予期不安があり

恐怖はその不安を加速させます。

 

しかし、

 

あらゆる”どもる場面”を想定し

その対策を用意しておけば、

吃音は怖くなくなります。

 

人前で話すとき、

どんな対策を用意しておけば

吃音頻度が低減するのか?

 

その対策に

興味はありませんか?

 

負の連鎖は終わらない

吃音歴が長くなると

話す前に『どもりそう』と感じる

予期不安の症状が出てきます。

 

これは吃音進展段階の第3層であり

小学校高学年から思春期にかけて出てきます。

 

その予期不安ときたらかなり正確で

予期不安があると大抵どもります。

 

人前で話す場面では

その予期不安は膨れ上がる一方で

不安に押し潰されそうになります。

 

そして、案の定、どもると

恥ずかしさ、惨めさ、悔しさで

いっぱいになります。

 

これが一度で終わらず

“人前で話す”度に繰り返されることが

吃音者の最大の悩みです。

 

 

 無知が連鎖を招く

このどもりの悪循環を

断ち切ることができない理由を

あなたはご存知ですか?

 

それは

 

  • どもりを軽減する方法を知らない
  • どもったときに取るべき行動を知らない

 

からなんです。

 

吃音者の心理として

吃音は『悪』や『恥ずかしい』ものとして

自分のコンプレックス

なってしまっていることが多く、

あまり考えたくない対象になります。

 

なので普段はあまり考えない様に

しているのは僕だけではないですよね?

 

僕は20年以上もの間

吃音によって悩まされ続けましたが

今では克服しています。

 

そうなった今

同じ悩みを抱えている吃音者、

また吃音のある子供を持つ親に向け

少しでも役に立ちたいと思い

このサイトを立ち上げています。

 

改めて吃音について調べ

吃音と向き合ってみると

『こんな方法があったんだ!』

驚きの連続です。

 

もっと早く知りたかった!

というのが本心です。

 

 

吃音のリスクマネジメントとは!?

  • どもりを軽減する方法を知らない
  • どもったときに取るべき行動を知らない

 

このどもりを増幅させている

吃音者に効果的な方法

『吃音のリスクマネジメント』です。

 

例えばもうすぐ発表会があり、

“人前で話す”ことになった場合

どんなリスクマネジメントができるのか?

 

  1. 始めに吃音をカミングアウトする
  2. 言いにくい言葉をスライドに書く

 

特に吃音に対して

『悪』や『恥ずかしい』ものと

思っている方には1.の方法は効果的で

どもりの頻度を軽減すると共に

どもってしまった時に

落ち込む度合いが大きく低減します。

 

学校に通っているのなら、

クラス替えなどの場面で

カミングアウトすれば

精神的に重荷がとれる効果があります。

 

これはほんの一例です。

 

あらゆる場面でのリスクとマネジメント

ここで紹介している本を読むと

どーなるのか?

 

  • 幼児期のリスク
  • 小学校低学年のリスク
  • 思春期のリスク
  • 大学生〜社会人のリスク

 

あらゆる場面でのリスクを挙げ

あらゆる対策が打つことにより

 

どもらないための対策により

吃音頻度を低減させること。

どもったときの対策により

慌てず堂々としていられること。

 

こんな知識を手に入れることが出来ます。

 

著者の菊池良和さんは

『吃音ドクター』で知られており

日本の吃音治療の第一人者です。

 

九州の病院で治療をしているため

多くの人は行くことができません。

 

しかし、診断書の代わりとなる

配布資料が添付されているので、

吃音の知識があまりない方でも

その資料を学校の先生や

友達の親に渡すことで

吃音に対しての理解を深めてくれます。

 

是非、読んでみて下さい。