ここでご紹介する

『エビデンスに基づく吃音支援入門』

を読むことで、

 

エビデンス=医学的に根拠がある

正しい知識が手に入り、

 

ことばの教室の先生より

言語の専門家である言語聴覚士より

吃音のエキスパートになれます。

 

あなたが子供の専属医になれば

いつでも診療が可能です。

これほど子供にとって

心強いものはありません。

吃音のある子供を持つ親の悩み

子供の吃音にどう対応するべきか

分からないという親の意見が多いです。

 

それもそのはずです。

 

80年以上もの歴史がある

アメリカの言語聴覚士が

最も難しい・苦手とするのが

吃音だと言われています。

 

ことばの専門家が難しい・苦手とするのに

素人に対応出来るわけがありません。

 

自分に吃音がある親でさえも

自分の対応に胸を張って

『正しい!!』とは

いえないものです。

 

また治療をしてくれる施設が

少ないことも悩みの一つです。

 

多くの病院に言語聴覚士がいるのに

実際に治療できる病院が限られており、

各都道府県に5箇所あれば良い方で

中には1箇所もない都道府県もあります。

 

僕のサイトで紹介している病院は

実際に言語聴覚士会に問合せ、

治療可能であることを確認しています。

 

その数の少ないこと。

 

どの都道府県の言語聴覚士会も

『吃音の治療ができる施設はあまりない』

の一言が添えられるほどです。

 

 吃音やどもりは差別用語?

子供の吃音に対して

親がどう対応していいのか分からない。

その理由に『情報量が少ない』

ことが挙げられます。

 

その一つの要因として

長い間、『どもり』や『吃音』は

差別用語として扱われてきた背景があります。

 

なので吃音がない人はもちろん、

自分に吃音があっても

それを公言しにくい環境だったと言えます。

 

アメリカの有名な吃音研究者である

ウェルデン・ジョンソンの提唱した

診断起因説では

 

『吃音は子供の口から始まる

親の耳から始まる』

 

とし、吃音は触れてはならないもの。

親が子供に意識させるのが原因だと

世の中に広く知られてまい

 

吃音はさらに孤立していきました。

 

今の世の中、インターネットを使えば

『悩みの99%は解決できる』

と言われていますが、

残念なことに吃音は残りの1%

含まれているのが現実です。

 

 治療可能な病院が少ない理由

100人に1の割合で

吃音者がいるのに

 

なぜ治療できる病院が少ないのでしょう。

 

その理由は簡単で、

吃音が起こるメカニズムが

解明されていないため、

 

吃音の治療法が確立されていないのです。

 

その裏付けとなる資料が掲載されています。

『エビデンスに基づく吃音支援入門』にも

掲載されています。

 

 

勧められる治療法(B以上)が

『何もない』とは・・・

 

アメリカの言語聴覚士が

『苦手』や『難しい』と言うのも、

日本で言語聴覚士がいる病院が

吃音を治療できないと断るのも、

当然の成り行きなのです。

 

 エビデンスに基づく吃音支援とは!?

専門家が少ないうえに

治療法が確立されていない

 

完全にお手上げ状態かといえば

そうではありません。

エビデンスに基づく吃音支援があります。

 

一般には、医学および保健医療の分野では、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す[1]。エビデンスは、医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、少しでも多くの患者にとって安全で効果のある治療方法を選ぶ際に指針として利用される。

 

原因が解明されていないとはいえ、

吃音の研究や臨床がされていないわけではありません。

 

万人に効く治療法がないのは

吃音の症状が十人十色で、

一人一人に合う治療が違うからです。

 

治療法の確立とまではいかずとも、

『この症状には、この方法』

といった事は分かってきているといいます。

 

誰が書いたか分からない

インターネットの情報ではなく、

日本の吃音治療の第一人者が書いた

医学的に根拠のある情報を得ることで

『あなた』が子供の吃音を

支援することがとても重要なのです。

 

病院に連れて行くにしても

親が正しい知識を持つことは必須です。

 

エビデンスに基づく吃音支援は

家庭の中でもやれることがあり、

あなたにもできる支援が

 

この本には詰まっています。

 

 こんな明日が待っている

この本を読むことで、

 

  • 医学的に根拠のある知識が手に入ります。
  • 言語の専門家より吃音のプロになれます。

 

これまで

『この対応で良かったかな?』

半信半疑だったとしても、

明日からの対応には

自信が持てるようになります。

 

言語の専門家である

言語聴覚士やことばの教室の先生でも

吃音支援に意欲的でないと

ここまでの知識は持っていないでしょう。

 

文字通り、言語の専門家よりも

『吃音支援』に特化したエキスパートになれます。

 

是非とも読んでみて下さい。