さすが明治大学の教授。 まるで明治大学の齋藤ゼミの一室で講義を受けているような錯覚に陥りました。 何十人もいる大講義室ではなく、個別指導で対話でもしているかのように読み進めることができます。 この一冊で読書にまつわる殆ど・・・
「書評」タグの記事一覧
島村華子の”モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方”を読んで・・・
まさか自分が、こんなに「やってはいけない声かけ」をしているとは思わなかった。 それが本書を読んだ率直な感想です。 「子育てに正解はない」とはよく言われていますが、保育園や幼稚園の先生、学校の教師などではない限り、まともな・・・
佐藤優の”読書の技法”を読んで・・・
読書の技法というタイトルになっているが、ものの見方・考え方、表現の仕方まで視野に入れているので、知の技法についての入門書とも言える。 この言葉は胸に刺さりました。 これまで多読とはいえないにしても、本を読んで活用してきた・・・
篠真希の”子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本”を読んで・・・
表面的なイライラや怒りではなく、根本的な第一次感情に目を向けよう。 第一次感情は、不安、悲しい、つらい、苦しいなどのネガティブな感情。目の前の出来事の大きさ以上に、自分が感じる怒りの裏には、様々な自分の第一次感情が隠れて・・・
DaiGoの”知識を操る超読書術”を読んで
本から得た知識をアウトプットできるかどうかは「本を読む準備」をしているかどうかで7割決まる。最も重要なのは、読書の前に「得たい知識」を明らかにすること。 文章を読むスピードの4分の3は遺伝で決まるが、生まれつきの才能に関・・・
又吉直樹の「花火」を読んで・・・
活字を読みながら「クスッ」と笑う。 そんなお笑いの形があってもいいと思う。 「お笑い」といえばテレビやYouTubeなどの映像で楽しむのが一般的ですよね。 僕も仕事から帰ってきたらタブレットに電源を入れて、夜ご飯を食べな・・・
“東大読書”のレビュー
本には「読者」としてではなく、「記者」として向き合う。 「1.事前準備」をしてから対面し、「2.相槌やメモ、時には質問する姿勢」が大切。 相手の言葉を「3.要約」し、他の人との「4.共通点・相違点などの検証」に基づき、記・・・
“知識を自分のものにする最強の読書”のレビュー
子ども達に「何が残せるか」という、長きに渡る自問への回答が見つかった。 「日本の読書文化」を教え、自分の蔵書を受け渡すことだ。 【言左衛門の要約】 本書との出会いは、僕にとってとても意味のあるものとなりました。 僕には4・・・
“いつも目標達成している人の読書術”の口コミ
インターネットの出現により、「スピードの変化」と「情報のコピーの容易さ」によって、ノウハウはすぐに陳腐化する。 能動的な多読は「多面的な視点」や「異なるやり方による知見」が養え、異業種・他業界のノウハウを掛け合わせること・・・
“格差社会を生き延びる「読書」という最強の武器”のレビュー
ビジネス書の真似をしたり、セミナーに参加しても成功できない理由は「ノウハウ」に頼っているからだ。 ノウハウは上辺だけの商品(成功事例)であり、水面下には多くの努力と失敗が転がる。 一流の人が「歴史」「小説」「哲学」などの・・・